●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● Remote Saucer v1.1 for Windows 98, 2000 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● リモートで他のマシンを操作します。  キーボード、マウス操作を他のマシンに転送し、1台のキーボード、マウスで複数のマシンを操作できます。 動作環境 Windows 98, 2000 ネットワークアダプタ TCP/IP をインストール必要あり IntelliMouse Explorer 対応  IntelliMouse Explorerがクライアント側に接続されていれば、ホスト側でも使用できます。ホスト側に「どこでもホイール」を常駐させれば、アプリ毎にサイドボタンの機能を定義できます。  ホストマシンとは操作されるマシンのことです。  クライアントマシンとは操作するマシンのことです。  クライアントマシンに接続されているキーボード/マウスを操作すると、ホストマシンがそれに応じて動作します。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 初期設定  ホストマシン、クライアントマシンとも、コントロールパネル - ネットワーク で TCP/IP をインストールしてください。インターネットに接続できる場合はすでにインストールされています。  ホストマシンのコンピュータ名(ホストマシン名)がわからないときは、ホストマシンにおいて、コントロールパネル - ネットワーク - 識別情報タブ でコンピュータ名 を確認してください。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 以下のファイルをコピーしてください。 ホストマシンに必要なファイル rsserver.exe servdll.dll クライアントマシンに必要なファイル rsclient.exe clidll.dll rscsub.exe 面倒であれば、すべてのファイル(5個)をコピーしても構いません。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● [ ] は省略可能なことを意味します。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● ホスト(操作されるマシン) 起動方法 rsserver.exe [-pパスワード] [-sマスクビット数] [port番号] port番号を省略すると、28500が使用されます。  クライアントマシンでrsclientを起動する前に起動してください。  rsserver を複数起動することはできません。  複数のクライアントマシンから1つのホストマシンを操作することはできません。  -p オプションを使用すると、クライアントは接続時にパスワードを入力しなければなりません。-pabc とすると、クライアントは接続時に abc を入力しなければホストを操作することができません。  -s オプションを使用すると、接続を受け付けるクライアントのIPアドレスを制限することができます。マスクビット数(0〜31)部分が同じIPアドレスからの接続しか認めません。 例:ホストのIPアドレス aa.bb.cc.dd とクライアントのIPアドレス ee.ff.gg.hh としたとき、16を指定すると、aa=ee, bb=ff でなければ接続できません。 例:0を指定すると、すべてのIPアドレスからの接続が可能になります。  -sオプションを使用しないと 24 と見なされます。aa=ee, bb=ff, cc=gg のときのみ接続できます。  rsserver.exe を起動すると、クライアントマシンからの接続待ち状態になります。 終了方法  システムトレーのアイコンを右クリックして「終了」を選んでください。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● クライアント(操作するマシン) ●●●● 起動方法1 rsclient.exe [オプション] [ホストマシン名 [port番号]] port番号を省略すると、28500が使用されます。 rsserver で指定したport番号と同じものを使用してください。 ホストマシン名には相手のコンピュータ名またはIPアドレスを指定します。 例 rsclient.exe 192.168.0.5  キーボード操作、マウス操作はすべてホストマシンに転送されるため、クライアントを操作することはできなくなります。  Shift(Alt) ScrollLock でホストを操作するか、クライアントを操作するかを切り替えます。  ホストマシン名を省略すると、一覧から選択できます。ただし、一覧に表示されるのはデスクトップにある「ネットワークコンピュータ」と同等のものなので、必ずしも接続可能なコンピュータではなく、単にコンピュータ名を列挙しただけのものです。 オプション: -k キーボード配列の変換を行いません。文字が正しく入力されないなどの問題がある時に指定してください。 -m マウスの左右ボタンを入れ替えます。ホストとクライアントで、左右ボタンの設定が違っているときに指定します。 -b 「Shift ScrollLock で...」のメッセージを点滅させません。 -th??? タイトルバーに表示するホスト名を任意に設定できます。 -te?,? ホスト名選択ダイアログに表示されるホスト名を任意に設定できます。"," で区切って複数指定できます。 -th, -te は画面撮影時に本物のホスト名を隠すためのものです。一般の方は必要ありません。  ホストを操作しているときは、Ctrl Alt Del を押すことはできません(何も起こりません)。Ctrl Alt Del を押す必要があるときは Shift(Alt) ScrollLock を押して、ホストの操作を終了してください。または、ホストマシン側でrsserver を終了させてください。 ●●●● おまけの機能として、起動方法2があります。 rsclient -s [オプション] [ホストマシン名 [port番号]]  起動方法1と同じですが、ホストマシンの画面を表示して操作できます。  チューニングが足りないので、非常に遅いです。  サーバで以下の設定を行うと多少高速化します。   ・デスクトップの壁紙や背景模様などは無くし簡素な表示にする   ・メニューのアニメーション表示をやめる   ・ウィンドウサイズはできる限り小さくする ●●●● メニュー クリップボードをホストに転送 ホストからクリップボードを転送  それぞれクリップボードの内容(テキストのみ)を転送します。 再表示  -s オプション使用時に、長時間画面が乱れたままの時はこれを実行してください。 ●起動方法がわからないときは デスクトップを右クリックして、新規作成 - ショートカットを選択し、 「コマンドライン」に <インストールしたフォルダ名>\rsclient.exe <ホストマシン名> と入力します。< > 内は適宜置き換えてください。 例:インストールしたフォルダが c:\rs 、ホストマシン名が host のときは c:\rs\rsclient.exe host と入力します。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● アンインストール  ファイルを削除してください。  設定ファイルなどはありません。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 接続できないときは  rsclient.exe において、ホストマシン名 ではなく、IPアドレスで指定してみてください。IPアドレスは、ホストマシンで winipcfg.exe または ipconfig.exe を実行するか、コントロールパネル - ネットワーク で確認できます。  rsserver.exe において、-s0 を指定してみる。ホストマシンとクライアントマシンのIPアドレスが大きく異なるときは -s オプションを使用する必要があります。  rsclient.exe を起動するとすぐに「接続が切れました」と表示されるときは、以下の点を確認してください。 ・すでに他の rsclient.exe と接続している ・IPアドレスが大きく異なっている(rsserver.exe で -s オプションを使用する必要あり)  何らかのエラーが発生すると、rsserver.exe のあるフォルダに rserrlog.txt が作成されます。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 制限事項 Ctrl Alt Del は送れません。 Windows 2000 において、スクリーンセーバーから戻ったときのパスワード入力はできません。 -s オプション使用時は、サーバがマルチモニタ構成の場合、プライマリモニタのみ使用できます。-s オプションを使用しないときはマルチモニタに対応しています。 -s オプションを使用していないときにクライアントの操作に戻るにはキー操作が必要です。マウス操作のみでクライアントの操作に戻るには Multi Monitor Manager が必要です。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●  Remote Saucer はフリーソフトです。  サポートは QX ML 及び サポートフォーラム で行っています。詳細は http://www2k.biglobe.ne.jp/~araken/ をご覧ください。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● 免責  本プログラムを使用した結果、いかなる損害が生じても、作者は責任を負いません。 ●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●● メールアドレス arai@mti.biglobe.ne.jp ホームページ http://www2k.biglobe.ne.jp/~araken/  「QX ML」、「サポートフォーラム」が始まっています。詳しくは http://www2k.biglobe.ne.jp/~araken/ をご覧ください。 -以上-